パティスリーでお客様から人気の定番フランス菓子といえば「モンブラン」。
秋といえば栗!そしてモンブランがさらに美味しい季節ではないでしょうか。
今回は、サバトン社の製品を使用した様々なモンブランをご紹介します。
少し早いですが、クリスマスに向けたお菓子も掲載いたします!
1907年、I’Hôtel Terminusというホテルのレストランからサバトン社の歴史は始まりました。当時のオーナー兼料理人であったPaul Roch Sabaton(ポール ロッシュ サバトン)氏は、総菜やキノコの保存食を作りはじめ、1911年には初めてマロングラッセの製造を始めました。
コンフィ製品(マロングラッセ、マロンシロップ、オレンジピール)の製法は1959年オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器) の導入により変わりました。現在もこの機械は稼働しています。
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器) の導入前は、果物を加工する工程ごとに何度も移動させていましたが、すべての作業を同じ機械で行うことにより、工程を合理化することができました。
サバトン社の製品は厳格な選別基準を設けて、一つ一つ丁寧に加工されています。
長年守られてきたレシピに従って作られており、栗本来の味を活かすため、AOP商品では砂糖やバニラを加えずに製造しています。
サバトン社の製品は2006年にはAOC、2014年にはAOP製品としてヨーロッパで認定され、フランスだけでなく世界中で高い評価を得ています。
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フランスでは「栗」というと、マロンとシャテーニュの2つの名前があります。
どちらも同じ木に実りますが、違いは、マロンはシャテーニュより大きく丸みを帯びた形をしています。シャテーニュは三角で平たい形をしています。
モンブランはもともと、メレンゲ、生クリーム、マロンを使用した非常にシンプルな生菓子ですが、現在はエクレアなど、モンブランのクリームを活かして様々なお菓子にアレンジしたものも登場しています。
まずは弊社で提案したモンブランをご紹介いたします。
サバトン社のマロンペースト、マロンクリームにマウントゲイ(レミーコアントロー社のラム酒)が加わった、香り高く上品な1品です。
フランスではクリスマスケーキとして定番のブッシュ ド ノエル。
栗とカシスを合わせることは多いと思いますが、こちらは栗とマンダリンを使った、冬らしい一品です。
洋酒は、オレンジリキュール「コアントロー」とラム酒「マウントゲイ」を使用しています。
ラム酒「マウントゲイ」は栗やオレンジと相性ピッタリですので、ぜひお試しください。